昨日は鉄骨造のカレージの上棟がありました。
平屋の建物で、大規模な建物という訳ではありませんが、
建築物って、大きかろうが小さかろうが、掛かる手間はほとんど変わりません。
携わる業者さんの数や、職人さんの手間ははっきり言って同じです。
ただ、延べ人数や材料の量が多いか少ないかだけです。

鉄骨造の為、柱や梁（はり）は鉄なので作業の時は
ぶつからない様に注意します（どんな作業でも注意が必要ですが）。
一度現場をボーッとして歩いていた時に、ヘルメットごしに梁に頭を
ぶつけた事がありますが、ヘルメットをかぶっていてもかなりの衝撃を
受けます。ぶつかった瞬間☆がでました。

現場で組み立てる鳶（とび）の職人さんは、細い鉄骨の梁の上を
鼻歌交じりで歩きながら組み立てています。
怖くないのかなー？

所でこの鳶職、主に高所で作業をする危険な仕事なのですが、
鳶職人として仕事をするのに特に資格は必要ありません。
（鳶技能士と言う技能検定はありますが、無くても仕事は出来ます。）
意外でしょ。
腕と度胸と体力で仕事をする完全な体育会系です！
現場では怖い顔をして、大声を出したりして仕事をしている事が多いので、
何となく近寄りがたい存在の様に思われがちですが、意外と根は優しい人が
多いです。

現場で見かけたら「ご苦労様です！」なんて声かけてみて下さい。
「どうもー！」なんて帰ってくると思いますよ。
（全員とは限りませんが・・・・。）